肺高血圧について

肺高血圧について

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 肺高血圧とは、心臓から肺に血液を送り届ける血管(肺動脈)の末梢の細動脈の内側が狭くなることで血液が通りにくくなり、肺動脈の血圧(肺動脈圧)が高くなってしまう心臓の病気のことです。

 

 肺動脈圧は、心臓の中に細い管を入れて測定する『右心カテーテル検査』という検査をします。通常、安静時の平均肺動脈圧は15mmHgで、加齢による上昇を考慮しても20mmHg以上にはならないとされており、安静時の平均肺動脈圧が25mmHgを超えると肺高血圧と診断されます。

 

 また原因が明らかであるものを肺高血圧症と言い、原因が明らかでない肺高血圧のことを原発性肺高血圧症と言います。比較的稀な珍しい病気で、治療が困難であるため厚労省の特定疾患(難病)に指定されており、医療費補助を受けることができます。

 

 心臓は右心房、右心室、左心房、左心室という4つの部屋に分かれています。この中で肺動脈に血液を送る心臓の部分を右心室と言います。

 

 もともと右心室は、高い圧力に耐えられるように出来ておらず、肺動脈圧の高い状態が持続すると機能が低下し、右心室がうまく働けなくなります。これを右心不全と言います。その結果、最悪の場合命を落とすことになってしまうのです。

 

 この肺高血圧という病気は、以前では診断されると即死を宣告されるということなどがあったそうですが、現在では長期にわたる研究により、肺血管を拡張させる薬などいくつかの治療薬が開発され、肺高血圧と診断されても治療によって経過が改善されるようになりました。

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